皆さんは日本の平均寿命と健康寿命がどれぐらいかご存知でしょうか。
平均寿命とは「生まれた瞬間から何年生きるかを示す平均の年数」をさし、健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」をさします。
健康に長生きすることに人々の関心が寄せられるにつれ、平均寿命、健康寿命ともに注目されるようになってきています。
平均寿命について
日本人の平均寿命は、2022年時点で男性が約81歳、女性が約87歳で、これは世界的に見ても高い水準に位置しています。健康な生活習慣や先進医療の浸透によりこの水準が保たれています。一方、高齢者の割合が増加するなか、予防や健康促進が重要で、生活習慣の改善が特に注目されています。高齢社会において、健康で充実した生活を送るためには、総合的な健康管理が求められています。
健康寿命について
健康寿命は、一般的な日常活動が独立して行える期間を測る指標で、健康な生活を送ることができる期間を示します。日本の男性の健康寿命は約73歳、女性は約75歳とされています。これは、慢性疾患や身体機能の低下が現れる前に、自立して生活できる期間を指し示しています。
生活習慣と健康寿命の関係について
健康寿命は生活習慣と深く関わります。喫煙や不健康な食生活、運動不足は健康寿命を縮めますが、逆にバランスの取れた食事や運動は寿命を延ばし、慢性疾患や認知症などのリスクを軽減します。健康寿命の改善は、高齢社会においても生き生きとした生活を続けるために重要な課題となっています。
世界でみた日本の平均寿命、健康寿命とは
世界の平均寿命に関するデータは、WHO(世界保健機関)が公開しています。
平均寿命
1位 日本 84.3歳
2位 スイス 83.4歳
3位 韓国 83.3歳
4位 シンガポール 83.2歳
5位 スペイン 83.2歳
健康寿命
1位 日本 74.1歳
2位 シンガポール 73.6歳
3位 韓国 73.1歳
4位 スイス 72.5歳
5位 キプロス 72.4歳
日本は平均寿命も健康寿命も世界1位です。
しかしその差を見てみると、平均寿命と健康寿命には男性8.9年、女性11.4年の差があります。この差はつまり「不健康な期間」を表します。日本は平均寿命、健康寿命とも世界第1位ですが、平均寿命と健康寿命の差では第33位。十分上位ではありますが、「長生きで、かつ健康な期間も長い」とはいえないのかもしれません。
日本における高齢者の割合と課題について
日本では高齢者の割合が急速に増加しており、2022年時点で約28%に達しています。これに伴い、認知症や慢性疾患の増加、介護需要の拡大が深刻な社会的課題となっています。高齢者の健康寿命を延ばし、社会全体での介護体制の整備が喫緊の課題となっています。
より長く、健康な生活を送るために
長く、健康な生活を送るためには日々の積み重ねが大切になってきます。
2007年にデンマークでおこなわれた研究では、平均年齢89歳のグループに3ヶ月トレーニングを行ってもらうと、大腿四頭筋の筋力が平均38%も向上したといいます。
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